「これしかできない」の魅力
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
就活生のサポートをしているとよく耳にする言葉があります。
「何もできることがありません・・・」
「特にがんばってきたことなんてありません・・・」
「大したことをしていません・・・」
と、かなり後ろ向き。
なので、見方を変えるオススメのことをご紹介。
● とにかく何か1つ「できる」ことを見つける
● そして「これしかできない!」と言い切る
「これしかできない」は最高に魅力的だし、強みになるとワタシは思っています。
● 「これしかできない」は、「これはできる!」ということ
● 「これができる」ってことは、「これには自信がある!」ということ です。
『「あれもこれも」できる』よりも、『これしかできない』の方が、育て甲斐があります。
「こんな人材がほしいな~」と吟味している企業にとっては、魅力的に映ります。
ちなみにワタシは、機会があれば、就活生に「一芸あれば戦力になる」という話をしています。
はじめて就職した職場で出会った先輩は、まさに一芸に秀でた人でした。
そのスキルのおかげで、周囲の人から頼りにされていました。
正直、「えぇ~、それはいかんやろ~」と思うことも多々ありましたよ。
とは言え、ワタシ自身、「この人スゴイ!」と感動したことを今でも思い出します。
「これしかできない」人は、「あれもこれも」と目移りすることが少ないように思います。
なかには、「これしかできない」ってことを、不器用と言う人もいるかもしれません。
でも、その不器用さが「一芸」であり、「一芸は光る」とワタシは信じています。
あなたが「これしかできない」と思うことがあるなら、ぜひ「それ」を磨いてください。
しっかり磨いていれば、「これしかできない」と思っているスキルが光りだすはずです。
ただし・・・
『玉磨かざれば光なし』ですからね。
追伸
「玉磨かざれば光なし」
小学生の頃通っていたお習字教室の先生から贈られた言葉です。
練習嫌いで有名だったワタシ・・・。
先生の言うこともあまり聞かない問題児でした。
「ちゃんと真面目に練習すれば、かならず上手くなるのに・・・」
先生の残念な思いが詰まっていたのかもしれません。
今では、ワタシにとって忘れられない「ひと言」になっています。