親の関わりは幾つまで?
就職率up専門コンサルタントの一色麻生(いっしきまき)です。
10歳ごとに成人式があるってことを知って少々驚いたのですが、後日談があります。
久しぶりに集まった大学時代の友人たち。
自分たちの頃の成人式って・・・なんて思い出バナシに花も咲きましたがさらに盛り上がった話があります。
「子どもの成人式に同行するか否か」という話題です。
いやいや、イカンやろ~。友だち同士で行けばいいやん!親は必要ない!
そうは言っても「お母さん一緒に来て」って言われたらホイホイついていくよ~。
一緒に行ってる自分が恥ずかしいよ~。
とまぁ、それぞれに言いたい放題でした。
自分たちの成人式は20年以上も前のこと・・・。
立場が変われば考え方も変わるのねってことを痛感した時間でした。
それにしても気になったのは、親の存在。
今や入学式・卒業式だけでなく、入試の段取り、授業の組み立て、就職活動にとどまらず、婚活にも親が関わってくれるんですよね。
とあるテレビ番組では自分の就活に関わる親のことを子どもはどう感じているのか?をインタビューしていました。
インタビューに応じていた学生は親の関わりを好意的に捉えていたようです。
いや、好意的というのは違うかもしれませんね。
どちらかというと打算的と言った方がいいのかも・・・。
就活に必要なスーツやバッグ、靴に小物、旅費が必要ならその費用、それらをすべて用意してくれるから親が関わってくれた方が良いという回答もありました。
そこまで親御さんはやってくれるのね・・・なんて感心していたのも束の間。
この就活生の親はワタシと同年代のハズ・・・だよね?
いやはやスゴイものだと、自分にはない感覚に不思議な気分になりました。
親が子どもに関わることはある程度の年齢までは必要です。
ただ、子どもは徐々に自立して社会の一員になっていくはずです。
その機会のひとつが就活であり、就職だろうとワタシは考えています。
「親が子どもの手を放す」こと。
「子どもが親の手を放す」こと。
いい頃合いに、両方が必要なのだろうと思います。