Archive for the ‘出会い&気づき’ Category
おひとりさまの特権?
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
ふと思い立って、以前受講したセミナーをあらためて受けるために上京。
ワタシからすると東京はやっぱり都会なわけで・・・
最寄りの駅から一歩外に出て、あまりの人の多さにボーゼンと立ち尽くしてしまいました。
この景色ってよくニュースに出てくる光景だわ・・・なんて感心している暇もないくらいの人数です。
ほんとうに驚きました。
とは言え、ホテルの部屋に籠っているのも性に合わないので、ちょっとだけ冒険を・・・
ホテルの周辺を散策するついでに立ち寄ったレストランでおひとりさまゴハン。
テーブルについてくれた担当の女性。
聞けばアルバイトをはじめてまだひと月の大学生でした。
とっても笑顔がステキで、一生懸命さが全身から伝わってくる働きぶりが好印象。
お店の料理がおいしくて大好きだから働きたい!と思ってアルバイトを始めたのだそうです。
ほかのテーブルで接客している様子も観察していると、とっても楽しそうに働いていました。
お皿をサーブしてくれるたびに、短い会話を交わせるものおひとりさまの特権かもしれません。
それにしても、「好き」ってことが「働くエネルギー」になるいい例を見せていただきました。
いつか就職活動をはじめても、いい結果を引き寄せるだろうな・・・と期待できるいい笑顔でした。
これからも頑張って!と、こころの中でエールを送っています。
都会の緑
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
先日とある講習会に参加するために急きょ東京へ。
大雨だ!雷だ!と関東地方の天気の凄まじさをニュースで見ていただけに内心ドキドキ。
でも不思議と傘の出番はなく、ありがたいやら嬉しいやら・・・
傘をささずに歩いたおかげで発見できたものがありました。
それは「都会の緑」
ランチに行こうと予定していたお店が定休日だったこともあって、周辺を散策。
かなり最近建設されたのだろうと思しきお洒落な商業ビル
こじんまりしていながら、ふと目を引く素敵なお店
都会ってスゴイなぁ~ なんてキョロキョロ・・・
で、気がつきました。
ビルが立ち並ぶ合間に緑の綺麗な公園があるってことに。
お昼どきには公園の周辺にあるベンチでお弁当を食べる人
外国映画に出てくるような可愛いワンボックスカーの移動販売
なんだか目移りしてしまいました・・・
もしかすると、緑の多い田舎よりも
都会だからこそ、緑を配置することに気を配っているのかもしれませんね。
行ってみないとわからない・・・
歩いてみないとわからない・・・
触れてみないとわからない・・・
そんな都会の緑を堪能できた時間でした。
もちろん食を堪能することは忘れてませんよ。
追伸
ちなみに講習会は短時間でモリモリだくさんの内容!
久しぶりに頭から湯気が出そうなくらい詰め込みました・・・
立場を替えてみると発見がたくさん
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
普段はセミナーや研修で話をしていることが多いワタシ・・・。
先日、いつもとは反対に、ある講習を受けに行ってきました。
つまり、教える立場から、教えてもらう立場になってみたってことです。
周りには、現役でお仕事をしている人もいれば、今は小休止な人もいます。
メインの仕事のキャリアはひと段落したけど、この先も頑張ろう!と意欲的な人も。
これまで学んできたことを復習することもできて、ワタシにはとても有意義な時間でした。
というのも・・・
● 自分の頭では簡単だろうと思っていることが、案外難しかったり
● ワタシが「こうだろう」と思ったことを、ほかの人は逆に捉えていたり
● 「それはイカンやろ~」と咄嗟に思ってしまう自分を発見したり
そして、なにより・・・
あえて場所を変え、立場を替えてみた時間は、出会いがたくさんありました。
出会いと言うと、ついつい「ひと」のことだけを考えてしまいます。
でも、今回は違いました。
人はモチロン、動物も。 自然や、歴史、そして地元の食。
忘れていたり、気づかず過ごしていたことを再発見する時間でした。
ま、この時間には腕利きの案内人がいたことは外せませんけどね。
人は目の前のこと、とくに自分にいちばん近いところにだけ目が向きがちです。
そしてそれを見る方向は、自分の慣れた方向にだけ偏りがちです。
だからこそ、たまには立場を替えてみることは新鮮な発見に繋がります。
就活生だったら・・・
● 面接試験で応える側ばかりじゃなくて、試しに面接官に挑戦してみる
● いつも教わる側じゃなくて、教える側に挑戦してみる
就活生じゃなくても・・・
● ラフな格好が定番だけど、ビシッとスーツを着てみる(夏場は暑くてイヤだけどね・・・)
● いつもは同年代の人としか話さないけど、社会人と積極的に話してみる
社会人なら・・・
● 人が何か話すと反論したくなるけど、すべて肯定してみる
● 話すのは得意だけど、徹底的に聴き役になってみる などなど
いつも何気なくやっていることと「反対のこと」をあえてやってみるのはオススメです。
立場が替われば、見えるものが変わってきますから。
あえて車をやめてみる
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
先日、 EVN(愛媛ベンチャーネットワーク) 主催のイベントに参加しました。
会場は松山市内にある母校、松山大学。
自家用車で会場に行くことはできたけど、あえてそれを選ばなかったワタシ。
なぜか?
バスや電車を使って会場まで行けば、普段見ない景色を見ることができるから。
もしかすると、普段会わない人に出会うかもしれないから。
で、やっぱり!でした。
折しも世の中は大型連休の初日。(←って、ワタシには実感はありませんが・・・)
路面電車で会場に向かおうとしたところ、ガラガラと大きな荷物を持った女性2人組。
「こっちで合ってるのかな?」「行けるかな?」との会話が漏れ聞こえました。
実は、目的地とは反対の乗り場にやって来ていたのです。
ちなみに行きたかったのは、道後温泉。
「反対側の乗り場から乗った方が迷わず行けますよ」と声を掛けました。
「ありがとうございました!」とニコニコしながら去って行った二人の背中。
それと入れ違いにやってきた、親子とおぼしき3人組。
白装束姿は、まちがいなく「お遍路さん」です。
その中のひとりが「あのぉ~、○○には行きますか?」と聞いてこられました。
「はい、行きますよ!」とワタシ。
「ワタシも同じ電車に乗りますから」とまでとっさに応えてました。
どうやら、県外からやってきて連休を利用して歩き遍路をする予定なのだとか。
その距離ざっと80キロ。(←車で行っても2時間以上かかるのに・・・)
それを歩くとは、なにか思うところがあってのことでしょう。
四国八十八か所を一度に回りきることはできないので、今回は一部だそうです。
その後、途中まで一緒の電車に揺られて移動。
3人が降りていくときには「ありがとうございました」とさり気なくひとこと。
怪我なく、無事に歩きとおしてほしいなぁ~と後ろ姿を見送りました。
放っておくこともできるけど、声を掛けたり、掛けられたり。
思いもよらない出会いに恵まれました。
また、何気なく使ってて気にならない路面電車の案内板も、実は不親切なのかも?
なんてことに気づいたり・・・。
かかる時間も費用も違います。
ほんとうは遠回りなのかもしれません。
でも「車に乗らない」ってことを選択するだけで、いつもと違う視点を貰いました。
「あたりまえ」になっていることの反対を選ぶことも悪くないと感じる今日この頃です。
人は誰でも誰かの先生
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
高校生が対象の就職ガイダンスで中四国を回っていました。
関わるのは、就職活動を控えた高校生。
・・・って、それだけじゃないんです。
学校の先生、チームで一緒に仕事をする講師、それぞれの土地の人・・・
その都度、たくさんの人に出会います。
その日、一日限りの交流かもしれないけど、そこにはいろんな発見があります。
年齢が上か、下か・・・
性別が男性か、女性か・・・
そんな属性を超えた「率直なやりとり」から生まれる「学び」のように感じます。
高校生に働くことを伝えると同時に、自分自身の「はたらく」をふり返ったり。
そして決意を新たにしたり・・・。
人は誰でも誰かの先生なのね・・・と、しみじみ感じた数ヶ月です。
貴重な出会いをありがとうございました。
ご縁を感じること
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
就職ガイダンスのお仕事で愛媛県内外あちこちにお邪魔しています。
先日ある学校で、「昨年もお会いしましたね。覚えていますよ。」と声を掛けていただきました。
個別にお話をしていなくても、「誰かが覚えていてくれた」事実をとても嬉しく感じました。
ありがたいご縁を感じたと同時に、どんなときも、ワタシにできる最高の内容をお伝えしよう!と、あらためて身の引き締まる思いをしました。
ご縁を感じたことと言えば、尊敬しているコピーライターの前田めぐるさんのブログにワタシのブログが紹介されていたこと。
働く女性として、人生の先輩として、ワタシの憧れの方です。
それはもう驚きと感激で、何度も何度も読み返しています。
ふたつの嬉しいサプライズは、ワタシに大事なことを教えてくれました。
「どこで」「誰と」繋がるかは、いつも自分次第なのだと。
就職活動も、実は同じなのかもしれない・・・と感じている今日この頃です。
コラボすることで生まれるものがあります
就職率up専門コンサルタントの一色麻生(いっしきまき)です。
ワタシが主催しているFushime塾ではときどきコラボセミナーを開催しています。
先日はワタシの大好きな場所のひとつ愛媛県伊予市にある「おふく」さんでのセミナーでした。
セミナーの様子を「おふく」さんのブログで紹介してくださいました。
この日は体調不良でお休みさんが続出。そんななかでも参加してくださった方々には心から感謝です。
今回のセミナーは自分の凹みのツボとHappyのツボを知って、日常生活や仕事に活かそうっていうことがテーマでした。
誰しも凹むときがあります。
でも、しばらく凹みを味わったら、そのあとは少しずつでも浮上できるようになれば生きやすくなります。
なにより自分自身が本来もっている良質のエネルギーを使うことができれば、さらに良い浮上パターンが生まれます。
それは、就職活動でも同じこと。
きっと就職活動は長期戦。
いつもいつも上手くいくことだけではないでしょう。時には凹むことだってあるはずです。
それをいつまでも引きずるのか、それともある程度のところで復活できるのかの違いは、就活のことに限らず、働き始めてから働き続けるなかで大きな差になるような気がします。
就活生がひとりで頑張るのもいいですが、周りにいる大人とコラボしてみてもいいですよね。
就職活動をするなかで困ったことやしんどかったことを親御さんや学校の先生、バイト先の先輩に質問する…なんてことから始めてみてはどうでしょう?
コラボすることで生まれるものがありますよ。
追伸
ちなみにワタシの凹みのツボは「誰かに何かを言われて凹む」というより、「ついつい周りと比べてしまって自分で勝手に落ち込む」っていうパターンです。 でも、落ち込んだままの自分はとってもイヤなので、しばらくすると何か行動を始めて徐々に浮上してくることが多いですね。
少しずつペースをつかんでいきましょう
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
新しい年が始まりましたね。
ゆっくり休めた方も、忙しくしていた方も、少しずつペースをつかんでいきましょう。
と、これはワタシ自身へのメッセージでもあります。
12月半ばから少し充電をしていた感があります。
大好きで大切な人たちに会って、語らい、気づき、考える。
しばらくそんな時間を過ごしていました。
おかげで「就活生の元気をつくる」お役にたてそうなアイデアが浮かびました。
時間に追われ慌ただしくしていると「仕事をしている」気になります。
「仕事ができている」感じで満足しそうになります。
実はこれ、就活も同じかもしれません。
手当たり次第に就活セミナーに参加する。
エントリーシートを送りまくる。
ちょっと表現が乱暴ですが、そうした行動で「就活やってるぞ!」という気分になってしまうような気がします。
もっと乱暴な言い方をすれば、「行動している自分に酔ってしまう」ような気がします。
「気分」ではなく、ほんとうに行きたい方向に進んでいるかどうかは、時どき確認する必要があるはずです。
そのためには、たまにはちょっと立ち止まることも大事なことのように思います。
「さて、これからどうしよう?」と考えてみる時間は人間には必要なのではないかと思う今日この頃です。
少し休んで、考えて、方向性が見つかれば、また進みだす。
そうして少しずつペースをつかんでいくことが就職活動という長期戦には大事な気がします。
ペースがつかめれば、流れに乗っていけばいいんです。
必要なら、伴走します。
必要なら、話も聴きます。
必要なら、アドバイスします。
少しずつペースをつかんでいきましょう。
足踏みしたっていい
人生トントン拍子に事が進めば嬉しい。
誰もがそう思うのではないかと思います。
でも、そんなときばかりじゃないですよね・・・。
なかなか前に進めずに、停滞していると感じることもあるかもしれません。
顔は前を向いてるけど、足が前には出ない感じ・・・と言えばいいでしょうか。
そんなときには足踏みをしたっていいと思っています。
もっと極端な言い方をすれば、
「流れに任せたっていい」とさえ思っています。
何か困ったことや、問題が起こったときに、解決する方法は3つあると言います。
ひとつは、自分自身で解決する。
ふたつ目は、誰かの力を借りて解決する。
そして3つ目は、時間が解決する。
時間が解決するって言ったって、
そんな気の長い話・・・って思うかもしれません。
そんな無責任な話・・・って思うかもしれません。
ちなみにワタシ、「時間」は案外効き目があると感じています。
先日、慌ただしく身の周りに起こった変化についてのお話を聴かせていただきました。
とても大変だったと思います。
心身ともに、ほんとうに疲れ切っただろうと思います。
でも、今は、ほんの少し復活の兆しがあるとも思いました。
流れに身を任せながらも、その中でできる精一杯のことをやった結果だと感じました。
足踏みしたっていい・・・
諦めなければ、それに見合った結果はついてくるんだということを改めて学びました。
ある日のひとつの偶然が運んでくれた出会いに、感謝する今日この頃です。
あたり前だと思ってると・・・
朝は「おはようございます」
お礼を言うときは「ありがとうございます」
寝るときは「おやすみなさい」
ほかにもイロイロあるけれど、それがあたり前だと思ってきました。
子どもの頃に、そう教えられたと思います。
教えてくれたのは、親だったり、周りの大人だったり、学校の先生だったり。
でも、時代は変わったのかも、と思うことが最近ありました。
あるとき、友人からこんな話を聞いたんです。
「人に書類を渡すときは、両手をそえて、相手から見て読みやすい方向で渡す」
ってことを、かなりの時間をかけて、大学生に伝えたのだと・・・。
すると学生さんからはこんな感想が寄せられたそうです。
どうして先生が「両手で書類を渡しなさい」と毎回言うのかがようやくわかりました。
「メンドクサイことなんでしなくちゃいけないの?」と疑問に思っていたことが解決しました。
などなど。
いいか、悪いか、ではないけれど、こういったことって小学生の頃に聞いたよなぁ・・・なんて、
友人の話を聞きながら、むか~し昔の記憶をワタシはたどっていました。
「時代が変わった」なんて言葉では片づけてはいけないのかもしれないけれど、
そんな背景があることも気に掛けつつ、「働く」ことを考えてみると、
職場で起こっている「なんでやろ?」とか、「わからんわぁ~」なんていう、
先輩社会人たちの小さな疑問や不満の声の解決の糸口があるように感じました。
まずは、先輩(ここでは40代以上にしましょうか)の「あたり前」と、
若者(ここでは20代新入社員としましょう)の「あたり前」には、
ズレがあるものだ、と心づもりをして仕事をしないといけなさそうです。
なぜなら、はじめのうちの小さなズレを無視して放置しておくと、
気づいたときには大きな溝になる可能性があるからです。
じゃあ、どうするか・・・?
もしズレていると感じたら、
そのズレをそのまま放っておかず、小さなズレのうちに解消する。
ってことでしょうか。
ただ、このズレを解消するためには、そもそも「今、ズレてる」ってことに気づく力や、
対話力や忍耐力っていう、別のスキルも求められるように思います。
この別のスキルについて話すのは、別の機会に譲るとします。
『 自分の「あたり前」を疑う 』ってことを考えている今日この頃です。
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