Archive for the ‘就職活動’ Category
地元ネタは活かしどころが満載です
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
地元松山の観光スポット、日本最古の温泉「道後温泉」
ここ数日、本館が改築120年の大還暦を迎えることを記念したアートフェスティバル
「道後オンセナート2014」 に関するニュースが流れています。
正直、近くなだけに、滅多に足を運ぶことがない、なんてことも・・・。
せっかくの機会だから、今年くらいは「行ってみようかな~」なんて考えています。
さて、こうした地元ネタ。
大きなイベントはチェックしておくといいと思います。
なぜなら、就活生にとっては話のネタになるから。
学生時代にどんなことをしてきたか?は面接官として聞きたいところです。
勉強はモチロン、部活動やアルバイト、自己啓発・・・頑張ってきたことを話すでしょう。
でも、それだけじゃない・・・
● 学生時代を過ごした地域の情報を知っている
● 知っているだけではなく、実際に参加してみた
● それをネタに、自分の言葉で話すことができる
そんな学生に出会えると、その学生のアンテナの張り方に興味が湧きます。
というのも、仕事をはじめたら自分で情報を掴む主体性が必要だからです。
じ~っと指示待ちで一向に動かない新人と、新しいことを吸収しようとする意欲のある新人。
どちらとこの先も一緒に働きたいか?は、明らかでしょう。
だからこそ、地元で大きなイベントがあるならチェックしておいてほしい。
ポイントは「こんなことやってるんだ~」という情報収集で終わらせないこと。
● その場に行ってみた
● そこで働いている人にインタビューしてみた
● その経験からこんなことを学んだ
● 自分の将来の仕事に活かしたいことが見つかった などなど
実際に「行動する」ってことがセットになっていることが大事です。
就活生が自ら情報収集するのも勉強ですが、
周りの大人が情報提供してあげることも良いかもしれませんね。
そこには、学生と大人とのコミュニケーションが生まれますから。
追伸
ちなみに愛媛・松山ではこんなイベントがあるのでチェックしときましょ!
結局のところ“素(す)”の自分で行くしかない
就職率up専門コンサルタントの一色麻生です。
4月1日から本格的に採用面接がスタート。
就活生以上に、周りの大人たちがドキドキしているかもしれませんね・・・。
● とにかく時間のある限りどんどん練習しなさい!
● 場数をこなせばそのうち慣れるよ!
なんて先輩たちは言いたくなりますよね?
学生は学生で、あれこれ準備したつもりでも、本番では頭が真っ白!
なんてこともあるはずです。
ただ、結局のところ採用する側が見てるのは、学生そのものなんです。
□ 一体どんな学生だ?
□ 一緒に働きたい相手かな?
□ うちは結構キビシイ会社だけど大丈夫かい?
□ 素直かな?
□ ガッツはあるか?
□ 柔軟性はあるかな?
□ 周りとうまくやっていけるか?
□ 長く続きそうかな?
□ 雇ってものの、ひと月で逃げ出したりしないよね?
などなど・・・ とにかくその会社によって見ているポイントは違います。
とはいえ、確実に見ているのは「本来の学生の姿」。
可能な限り「素(す)」の部分を見たいと思って面接しています。
「選ぶ人」と「選ばれる人」の関係ですが、どちらも「ひと」です。
どんなに取り繕っても、完璧に暗記した自己PRを話しても、相手は百戦錬磨の大人です。
『 結局のところ“素(す)”の自分で行くしかないんだよ 』と就活生にはアドバイス。
周りの人たちは、学生のいいところをどんどん見つけてあげてほしいと思う今日この頃です。
追伸
かつて採用面接をしていたときのこと・・・
面接会場にやってきたひとりの青年。
ガチガチに緊張してて、声は上ずってて、この子どうなることやら・・・って思ったけれど。
結果は、見事採用。
緊張するのは当然です。
面接官もそのことは百も承知です。
だからこそ、「緊張=不採用」ではないことを忘れないでくださいね。
できる? できない?
スゴイ視聴率をたたき出しているドラマがありますね。
決め台詞は「わたし失敗しないので」。
う~ん、カッコイイ!とほれぼれ・・・。
ドラマの話じゃありませんが、人生は「できる」か「できないか」で、
大きくわかれるような気がします。
勉強ができる、できない
仕事ができる、できない
就職できる、できない
結婚できる、できない
家事ができる、できない
とにかく挙げればキリがありません。
ワタシ自身、ついつい、できないかも・・・と思って
尻込みすることがたくさんあります。
でも、尻込みするときにふと考えるのは、
「できない」ってのは誰が決めたんだ?ってこと。
その次に考えるのは、
「やってもないのに、できないって決めていいの?」ってこと。
できないって決めるのは、いつも自分自身のハズ。
誰かにそれは無理でしょ~、って言われて、
「はい、そうですね」って止めてしまったら、その先はない。
とすると、チャレンジしてから結論を出しても遅くない・・・と、
ワタシはできるだけ考えるようにしています。
ま、おかげで周りと衝突することもありましたけど・・・。
自分でやってみて、そのうえで「できない」って結論を出すなら
自分自身が、しっかり納得がいくような気がします。
案外、就職活動も同じかもしれません。
はじめから「あの会社は無理だ」「就職できない」って決めてしまわずに、
何かひとつでも、できることに挑戦してから結論をだしても遅くないと思いますよ。
就活に関して、個別のキャリア相談も受けてます。
学校では話しづらい、親にも言いづらい・・・なんてことがあれば、
お気軽にお問い合わせくださいね。
突破口、一緒に考えていきましょう。
コミュニケーションをとるって・・・
打てば響くっていう表現がありますよね?
この言葉には、
「テンポよくやりとりする」っていうイメージがワタシにはあります。
でも、もうひとつあるような気がします。
「問いかけに対して、ピッタリ合った答えを返す」っていうイメージです。
仕事の場面で考えると、部下が上司に何かの質問をすれば、
それにピッタリ合った応答を上司は返す・・・という感じでしょうか。
答えじゃなかったとしても、そのときに必要なヒントを的確に返す感じ・・・。
仕事を効率的に進めるにしても、仕事の精度を上げるにしても、
質問に対して的確な答えが返ってこなければ、
結局は、お互いにコミュニケーションはとれてないことになるように思います。
コミュニケーションをキャッチボールに例えると・・・。
相手が取りやすいところにボールを投げる。
受け取ったボールを、今度は相手が取りやすいところに投げる。
そのことの繰り返し。
間違っても、受け取ったボールを剛速球で投げ返したり、
相手が絶対取れっこないところへ投げ返すことではないと思います。
じゃあ、これを就職活動の面接の場面で考えると、
面接官が質問したことに応募者が応えることの繰り返しになるでしょう。
スラスラ、立て板に水のように応える必要はないかもしれないけれど、
少なくとも「質問に対する応え」にはなっている必要があると思います。
採用面接に1時間も2時間もかけてくださる面接官もいるかもしれませんが、
こんなケースはそうそうお目にかかれるものではありません。
限られた時間の中で、質問されたことに応えることは、結構難しいはずです。
ましてや緊張のなかで、相手の質問に合った自分オリジナルの応答をしようと思ったら・・・。
だからこそ、学生さんにはこの先の就職活動や、社会人生活に備えて、
普段から人とやりとりをする機会を持ってほしいと思っている今日この頃です。
ほんとうの意味でコミュニケーションをとるって、想像以上に奥が深いはずですから。